マレー半島ピースサイクルの当初の計画は、1994年に泰緬鉄道沿線を試走したあと、隔年でマレー半島を自転車で南下し、2000年にシンガポールにたどり着いて完了するはずでした。第4回までで計画通りつつがなく完遂しましたが、参加者のなかからもっと続けようとの声が沸き上がり、それに押されて第５回マレー半島ピースサイクル（Malay Peninsula Peace Cycle、5MPPC）（番外編）というのが企画されました。

　2003年２月、マレー半島の北東端コタバルに飛び、日本が参戦した第２次大戦で最初に戦端を開いたサバク海岸を見学（写真）。空路クアラルンプル国際空港に戻り、シンガポールまでを縦走しました。後半は第４回のリピート。ＫＬには寄らなかったものの、セレンバン、マラッカやセンガランで旧知の方々と再開し、またジョホール州コタティンギには初訪問しました。シンガポールでは、血債の塔の2.15式典にはじめて参列しました。